伊藤宏一の『誰も教えてくれない日本金融史』

個人と家計はどのように現代金融に立ち向かい、自らの良き暮らし(well-being)を構築し得るのか。その鍵の一つは、歴史にある。明治・大正・昭和・平成と嵐の日本近現代における金融史を学び未来に挑め。

第14回 -財政の変容- 旧財閥と新興財閥

これまでの金融史でも触れている財閥。今回は旧財閥、新興財閥と掘り下げます。資本市場をいかに有効活用したか、そして安倍内閣でも手本とされた高橋是清の財政にも触れます。それにしてもこの時代の家計金融資産の半分は有価証券だったことにも驚きです。

第13回 -大正から昭和へ- 重化学工業化と金融(後編)

金融恐慌、昭和恐慌を舞台にした時代の動きは今現代に通じるものがありそうです。第13回後編の今回は、歴史は繰り返すという言葉が似合う話が盛りだくさん。時代の混乱期は世のお金も大きく動く、さあ金融史の世界へ!

第13回 -大正から昭和へ- 重化学工業化と金融(前編)

日本金融史ファンの皆様お待たせしました。近現代日本の金融の歴史を辿る本番組のセカンドシーズンが開始しました。セカンドシーズンでは大正から昭和までの激動の歴史・人物を紐解きます。もちろんクラシック紹介も健在ですよ!

対談:教育と金融(後編)

澤上篤人氏も参加していただき対談の後半です。現社会の一方通行的な教育ではなく何が大事なのか?三者三様の立場から話して行くうちに波長が合い、為になる言葉も盛りだくさん。これだから対談はおもしろい。

対談:教育と金融(前編)

日本金融史、対談シリーズの第2弾。日本金融史の第8回でとりあげた羽仁もと子と夫の羽仁吉一が創設した自由学園が今回の舞台。理事長の市岡さんを迎え、金融史ならではの教育の捉え方、考え方を語っていきます!

第12回 日本資本主義の確立と証券市場 -日清戦争後-

“資本主義”一度は聞いたことはありますよね。今回は株式市場の成り立ちに大きく影響した鉄道株や日清戦争の話。証券取引所が先物清算取引市場として運営された例はまさに日本だけと言えます。

第11回 投機的な株式取引所とゆがんだ資本市場の成立

今回は東京株式取引所設立に関する話。今村清之介、渋沢栄一など慌ただしい変遷に関わった人物と金融史を伊藤さんが解説。資本市場が特殊な形で形成されていった模様と合わせてご視聴ください。

第10回 模合(もあい)

沖縄には日本の独特の文化が存在しています。模合(もあい)もその1つ。文化であり、地域を支える金銭的相互扶助の仕組みでもあります。しかもそれが現代の金融に生きている。お金を融通する気持ちや仕組みって根本は変わらないんですね。

第9回 最良の資産家 大原孫三郎

まさに先駆者という呼び名がふさわしい大原孫三郎の登場。多くの人が語り継いでいるその功績に学ぶものは、まさにこの日本金融史のテーマそのもの。人ってきっかけ一つで変わるものですね。倉敷へ足を運びたくなる第9回、ご覧ください。

第8回 羽仁もと子と同潤会

「家計簿」を通し生活設計という概念をつくった羽仁もと子が登場。そして生活にかかせない住宅の在り方についてもテーマに。金融とはよりよい生活を送るために考えないといけない事の1つに過ぎず、第8回でもその意義が再確認できます。

Scroll to top