伊藤宏一の『誰も教えてくれない日本金融史』

個人と家計はどのように現代金融に立ち向かい、自らの良き暮らし(well-being)を構築し得るのか。その鍵の一つは、歴史にある。明治・大正・昭和・平成と嵐の日本近現代における金融史を学び未来に挑め。

第7回 財閥と資本主義

財閥の存在と影響は金融史ではおさえておきたいですね。登場人物も多くなり、現代の資本主義につながる流れを第7回では学んでいきます。その時代に生きた方の考え方が及ぼす影響は大きく、それは現代も同じ事。金融史は日本の歴史!

対談:明治時代と金融(後編)

後編では現代に生きる金融マンらしい言葉が飛び交います。立場を踏まえてというより、これからの社会・日本にとってなにが大事かを改めて言葉にしています。お二人の表情からもその真剣さが伝わってくる対談になりました。

対談:明治時代と金融(前編)

ここらでちょっとワインブレイク。著名な金融マンを招いての対談。金融を語る場所は日本橋おいて他になし。金融ってこんなにも過去の歴史とつながっていたのかを改めて認識させられました。日本金融史を学ぶ価値あり。

第6回 貯蓄が広まった秘密

日本人が大好きな貯金、日常に染みついているこの仕組みの発端は1900年頃の動きにあった。様々な制度と思惑によって習慣化していくきっかけが第6回では見て取れます。必要なものも状況も異なる100年前、金融史って知れば知るほどおもしろい。

第5回 渋沢栄一と合本主義

第5回では、日本資本主義の父、渋沢栄一が登場。金融史はこの人なしに語れません。さて、番組タイトルにもなっている合本主義。聞きなれないかもしれませんが、渋沢はこの考え方を通して多くの事を実践し戦いもしました。それは現代につながているからおもしろい!

第4回 近代の銀行と証券

第4回では、銀行と証券取引所の成り立ちに触れます。現在の日本銀行本店の場所には江戸時代「金座」がありました。金座があった日本橋は江戸時代と今をくらべると面白いですよね。番組を見ると日本橋を歩きたくなってくるかも?どの時代も金融機関の変遷はおもしろい!

第3回 近代の講と信用金庫

第3回では、グラミン銀行の「マイクロ・ファイナンス」の話を皮切りに、江戸時代における金融と言える様々「講」を紹介していきます。現代にも名残が深い「講」と、それらに関係した人物を知ることで今がもっと面白くなる!いかに人と金融が結びついているかを知ってください。

第2回 近代的貯蓄の始まり

第2回では、「郵便貯金の始まり」というテーマからスタートし、1900年前後の日本を遡ります。郵便貯金の本来の位置づけとは?江戸時代における政府のもくろみと、国民の実態を紐解きその答えを導きます。そしてそれらに影響を与えた人物や制度も追いつつ江戸の金融を紐解きます。

第1回 はじめに

「歴史は語る」。明治維新以降、急速な近代化を遂げた日本。金融においても世界的に希有な経緯を経て、現代に至っています。本番組では、今の私たちが未来に向けて、いかに良い暮らし(well-being)を構築していけるのか?そのヒントを、金融の歴史を紐解きながら、探っていきたいと思います。第1回は「はじめに」と題し、本番組での金融観を伝え、日本近代史に埋もれている事実や伝統が、現代そして未来の我々とどう関係するかを語ります。

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